きらきら生きるということ
目がキラキラしてるって言われたのは小学生のころ。
その人は、大人になると、目が汚くなってくるのよ、と言った。
きっと大人は汚いものも見なきゃいけないからねと言って、笑った。
元アナウンサーの前田有紀さんが、30歳を機にアナウンサーを辞め、花屋になったそうだ。
彼女は言っていた。
「サッカー選手をはじめ、世の中で一流と呼ばれる人に取材する機会が多かった。彼らに共通するのは、好きなことを仕事にしている人は目が輝いているということだ。」
自分の好きなことを仕事にしたら、どんなに人生は素晴らしいだろうと考え、ご両親の反対を押し切って、好きな植物の勉強のために単身渡英し、今では夢を現実にしているそう。
大人になって、目が輝かなくなるのは、汚いものを見るからじゃない。
きっと、やりたいことよりやるべきことばかりを見ているから、なのではと思った。
やりたいことをいつも考えて、行動し続けている人は、いくつになってもきらきらとしているのかもしれない。
先日夫の友人が働いている会席料理屋へ食事に行った。
二年前、勉強のためと地元から離れ、上京し働き始めた店の今では料理長を務める彼の目は、キラリとした輝きがあった。
好きなことを仕事にしている人はきっと、人生の目標イコール仕事で、生活も仕事の延長なのかもしれない。
私も、もきらきらした人生を歩みたい。
自分がやりたいことをやり続ける。
そんな風に生きれるようになりたい。